デフターといっしょ。

初めて折りたたみ自転車を買いました。DAHON(ダホン)社のDEFTAR(デフター)です。これから起こるであろう、暮らしの様々を書いていきます。

20230814:7km:初めてのパンク、初めての修理

初めてのパンク

お盆休みの連休も、連日自転車で出かけるわけにいかない所がもどかしいわけですが。この日は二度寝を決めてしまって早起きに失敗し、朝6時過ぎの出発となりました。前回走った江戸川をまた走ってやろうと思い、左岸を順調に進んで...と思ったのですが、国道6号線の手前で後輪の空気が抜けているのに気づきました。はい、パンクです。

デフターくんに乗り始めて初めてのパンクです。今日は修理キットやポンプを持参していないので、タクシーで帰るしかないです。矢切の渡しのバス停からタクシーを呼ぼうとしたのですが捕まらず、結局は矢切駅まで歩いたところでタクシーに乗ることが出来ました。

下の地図にある通り、2km以上の距離を徒歩で移動していました。これ、釘とかガラス片とかが刺さっているかどうかを確認しないまま歩いてしまったので、今考えるとあんまり良くなかったですね。

パンクした場所と、タクシーに乗れた場所

パンクした場所と、タクシーに乗れた場所

さて、タクシーのおかげで無事自宅に戻れました。ですが、私は自分でパンク修理をしたことがありません。幸い、修理キットやタイヤレバー、ポンプは購入してありましたので、パンク修理に挑戦することにしました。

ベランダで作業

ベランダで作業

高校時代に友人がパンク修理をするのを見てたので、パッチの使い方はわかります。ただミニベロのデフターくんとは違うので、ロードバイクやミニベロのパンク修理の動画をYouTubeでいくつか観てからやりました。ここからは、自分のためのメモを兼ねて書くことにします。

パンク修理方法(自分メモ)

パンク直後

  • タイヤに釘などの異物が刺さっていないか確認する。

ホイール外し

  • 後輪の場合、ギアを一番外側(最小径)に変えておく。戻す際に作業がしやすくなる。
  • ホイールを固定しているレバーを外し、ホイールを取り出す。この時、戻すときに思い出せるようにレバーの固さと固定方向を覚えておく。

無事に外せました

無事に外せました

タイヤ外し

  • タイヤレバーをバルブから一番遠い側に差し込み、タイヤをリムから外す。タイヤレバーはスポークに固定すると良い。
  • 10cm程度離れた場所にタイヤレバーを差し込み、タイヤをリムから外す。指で押さえながら、さらに10cm程度離れた場所のタイヤをリムから外す。
  • 半周程度できたら、残りは手で外す。片側だけ外せばよい。

タイヤレバーの使い方

タイヤレバーの使い方

チューブ外し

  • タイヤの隙間からチューブを引っ張り出す。
  • バルブの固定ネジを外し、チューブをタイヤから完全に取り出す。

パンク箇所の特定とタイヤの確認

  • チューブに適当に空気を入れ、水を張ったバケツに浸けてパンク箇所を特定する。
  • パンク箇所周辺のタイヤの表裏について、異物がないか再度確認する。

パンク穴が見えますね

パンク穴が見えますね

パンク修理

  • パンク箇所の周囲を紙やすりで擦り、表面を荒くする。
  • 穴をふさぐパッチを貼り付ける。ゴムのり付きのパッチを使うと作業が楽。パッチは指でまんべんなく圧力をかけしっかりと接着させる。
  • 空気を軽く入れ、空気が漏れないことを確認する。

パンク修理後

パンク修理後

チューブを戻す

  • バルブをリムに通し、チューブをリムに沿わせる形で戻す。この時、チューブがねじれたり、偏ったりしないよう注意する。

タイヤを戻す

  • タイヤをリムに戻す。バルブ位置から左右均等に戻していき、最後はタイヤレバーを使って戻してやる。

ホイールを戻す

  • ブレーキパッドの間にホイールを通す。
  • 後輪の場合、チェーンをギアの一番外側に掛け、ホイールを正規の位置に戻すように力を入れながらディレイラーを緩めると、戻しやすい。
  • レバーを倒してホイールを固定する。この時、十分に固定できるよう、またレバーの固定方向が元通りになるよう、レバーと反対側のネジを持ちながら調整する。

空気を入れる

  • 適正な空気圧になるよう、十分に空気を入れる。

終わりました!

終わりました!

気づき

今回、タイヤには穴や異物が見つかりませんでしたので、パンクの原因は空気圧不足によるリム打ちだろうと思われます。これからは、毎日出発前に空気圧をチェックします。また、自転車旅をする人がタイヤ修理キットでなくチューブを持ち歩いているのを見て「本気過ぎない?」と思ってましたが、チューブを修理するより交換したほうが修理時間が短縮でき、すぐ旅を再開できることに気づきました。物事にはちゃんと理由があるんだなあ。

私が考えるおりたたみ自転車の最大のメリットは、疲れたり故障したりしても輪行で何とかなるから、「まずは気楽に走り始められる」というところですが、今回はそれをしっかり享受することになりました。ただ、今後タクシーを呼ぶのが現実的でない場所を走ることもあるでしょうから、そういう時のことを考えて準備をしておくのが良さそうです。特に予備チューブは、早急に入手することにします!

今回使用したのは、Panaracerの修理キットとタイヤレバーでした。特にイージーパッチはのり付きで作業が簡単でしたのでお勧めかと思います。

せっかくベランダに自転車を出したので、チェーンとギアの清掃もやってみました。買っておいたクリーナーとルブを使いましたが、シングルスタンドでペダルにも干渉するのでチェーンを送るのが面倒でした。メンテナンススタンドも探してみようかな、と思い始めてます。完全に沼ですね。