この日は午後から出発なので、距離を伸ばすには時間が足りませんでした。なので、江戸川左岸を上って、三郷流山橋を目指すことにしました。ここは有料道路として整備されたもので、江戸川サイクリングロードの上を横切る形で設置されています。これまではサイクリングロード側から見てきたのですが、ついに渡ってやろうと決めました。
風も穏やかなで、順調に三郷流山橋まで来ました。が、いざ橋に行こうとすると通行止めになっています。
これはどういう事でしょう?意味が分かりません。ここから橋に行きたければ、一度一般道に出る必要があります。仕方なく向かいますが、途中で自転車を降りて階段を下りる必要がありました。
スロープを上り切ったら、あとは普通の橋です。当たり前ですが。ただ、有料道路のせいか、自動車の通行量が少ない。1分に4~5台程度でしょうか。自転車も通行料金(20円)が必要なためか、ほぼ通っていません。
埼玉県に入り、サイクリングロードとの交点に差し掛かりました。すると千葉県側とは違う風景が。
いや、反対側はサイクリングロードから直接アクセスできますよ。柵などもありません。ただ、こんな感じ(自転車を置いて、徒歩で移動して撮影しました)。
要は、サイクリングロードからは直接アクセスできなくなっています。そうか、この橋を通るなら料金所を通って欲しい、そういう事なんでしょうね。
では料金所へ向かいます。するとこんな看板が。
これはまた、罠ですねえ。調べてみると、ここのETCは「ETCGO」という簡易型のシステムが導入されています。料金収受システムがクラウド化されている影響で、ゲート前では必ず停止しないといけないそうです。うーん、踏んだり蹴ったり。まあ、現金も交通ICカードも使えるようなので、実際には問題ないと思います。
有人式ってことは人件費もかかるわけで、これは工事費回収までに何年かかるか分からないですね。なんで無人化しないんでしょうね?
感想としては、「サイクリングロードから直接アクセスできないので、もう使うことはないかな~」でした。渡り切った先には、私にとってのオアシスが。
ここで一息ついて、帰ることにしました。帰り道、みさと風のひろばのあたりから急にデカいレンズの付いたカメラを持った人が堤防に集まっていました。どうやら、コミミズクという渡り鳥が来ているらしく、バードウォッチャーの人が集まって来ているようでした。
知らなかった江戸川の風景を、一つ知ることが出来ました。午前中に走ることが多かったので、この日のように夕方に走ることで分かることもあるんですね。